地元のバスケットチームに所属している夫のMさん。中庭に置いたゴールポストに向かってシュート練習をするのが日課だそう。コンパクトに造ったウッドデッキにはオーニング（日よけ）も取り付けた。夫が練習している様子を、ここでお茶をしながらよく眺めているそうだ

キッチンカウンターはダイニングテーブルと一体になるように造作した。アクセントに使ったのは、夫妻が好きなネイビーの手焼き風タイル。妻の好きな雑貨などを飾れるように、キッチン背面には棚を取り付け、お気に入りをディスプレイしている

このクルマのために家を建てたようなものなんです」と笑う夫妻。憧れていたヴィンテージカーが手に入ったものの、以前の住まいでは野ざらしで駐車しているのが耐えられなかったのだとか。「風雨が避けられるようになってよかったです

以前はマンション暮らしだった夫妻。家を建てるにあたっても、マンションのようなバリアフリーを求め、平屋を建てることにした。外壁はネイビーのガルバリウム。周囲に取り付けたアメリカンフェンスは、同社の大垣ショールームで目にし、気に入って取り入れた

平屋なのに、大垣ショールームで見たこの階段をどうしても取り付けたいってワガママいったんです」とMさん。「それで階段を上がった先に小屋裏を造ることになりました。階段下は夫の書斎です

キッチンはM邸オリジナル。特徴的なのは、白のモザイクタイルの目地にネイビーを使っているところ。足元はゴミ箱が置けるようオープンなデザインに。背面の造作収納は、パントリーへ繋がるドアや床の色に合わせた

階段を上がったところに造った小屋裏は、DVDを鑑賞したり、本を読んだりする夫の趣味空間に。コンクリート調のクロスを使って、インダストリアルな雰囲気に仕上げた

洗面台もオリジナルデザイン。部屋にせず、廊下に設置したのがMさんのこだわり。下部に引出し収納などを造らずオープンにしたことで、廊下にあっても圧迫感がない

レトロな雰囲気を醸し出すトイレの手洗い。「配管を露出したいとお願いしてやって頂きました。お願いしたことにダメと言われたことはなかったですね。何とかカタチにしようと真摯に対応してくれました

脱衣室はモスグリーン。カゴなどで自在に収納できるよう、造作収納は扉をつけずにオープンにした。取り出しやすく、どこに何があるのかわかりやすいのがメリットだ